お久しぶりです。塩吉です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は元気です。いえ…体は痛いですが…元気です。たぶん連日米だの野菜だのをしょって歩いてるからでしょう。

友達の春来さんが言葉に尽くせない程親切にしてくれるので、とても助かっています。ああ…ねーさん。愛しているよ…。（ばれてるよ）
私ってほんといい子しか友達居ないよね。うん知ってる。俺天使しか友達に居ないから。知ってたよ。知ってたけどあまりの善良さに言葉がでてこないよ。いまんとこ聞いたのは、募金を集めてくれてるの、節電協力、物資支援、ほかにもたくさん。

なんだお前ら妖精だったのか。
知ってたよ。←さすがに壊れてきている

ここで私の生存報告を見てくれている友人もたくさん居るようなので、
簡単な説明を。

三日位前から、沿岸の祖父母。水門を閉めに行って流されたおじさんの話。（生きてます）おばさんちの話がやっとぼつぼつ入ってきまして、
我が家は彼らの情報を求めて電話をかけてくる身うちの相談所のような感じでかなり電話がかかってきます（中間地点だからな）

地震直後、一番心配していた消防団に所属していたおじは案の定全然無事じゃなかったそうで、水門を閉めている途中で濁流にのまれ、５時間程漂流。仲間に助けられ、おばさんの家に運ばれた当初は低体温症っぽかったものの、今は元気に救援活動中とのことです。

おじさんはカフェのマスターだったのですが、この地震で、店と車が流されてしまいましたが、何やっても食ってくから！と行って実に逞しい限りです。あのお店は本当に綺麗だったので、閉めてしまうのはもったいないなと思いますが、本人が一番悔しいでしょうから、黙っておくしかないな。実際人望は厚いし、手先が器用な人なので、職には困らないだろう。強いなおいちゃん。たまんないよおいちゃん。

親戚はだいたいもれなくみんな一階は流されてしまったものの、
あいかわらず、生きることに対して異常に強運な我が家の法則が発動しまして、（母が泣いている時もあれらが死ぬなら誰も生き残れねぇよと思っていた薄情な私←）猫一匹欠けることなく無事です。（なんと怪我もありません）


今日、宮古市の祖父母、親戚に必要なものと頼まれた薬を持って、明日は母と一緒に被災地にバスで向かいます。
私が幼い頃から遊んだ浜や、見慣れた集落が跡形もないらしいので、正直あんまり見たくないのですが、いい加減あの強運なじいさんとばあさんの顔もみたいし、しのごの言うのはやめて行ってまいります（きりっ）

っていうわけで塩吉は明日からしばらく連絡がとれないかもしれませんが、友人達は心配しないように。すぐに戻るよ。＾＾


拍手返信


ご無事でなりよりです～の方。

ありがとうございます。日ごろの行いがよかったのか悪かったのか（笑）、かわいいじいさんもばぁさんも無事でしたし、親戚も怪我もありませんでした。

私も祭の最中にこんな事になって正直とても参りましたが、それでもみなさんが喜んでくれたこと、無事閉幕できたことにとても満足しています。
また伊達いつ好きのみなさんがこんな風に、心配してくださってとても心が温かいです。